メイクアップアーティストへの道 Vol.8
みなさんこんにちは😊
山口 啓です。
さあ、新しい出会いは大きな仕事とも出会いを作ってくれます!
23歳になった私。
ビースタッフも多くの支持を得て、マンションを改造したスクールから大きなビルへ
移転できるようになりました👍
毎日異常なくらいたくさんのレッスンをしていました。
美容師、主婦、大学生、高校生、OL、etc…
あらゆる業種の人たちがメイクアップを習いに通って来ていました。
バブル時代は終わり、物にお金をかける時代から、自分自身のスキルアップを望む時代になっていました。
この頃から、前回のvol.7での出会いでpeek a booの川島先生との出会いがきっかけになったのですが、作品作りをしたい!!!
そう真剣に思うようになりました。
メイクも、なんなら美容全部が生物(なまもの)
つまりどんだけ美しくメイクしても、どれだけお客様が感動しても、その美しいメイクは夜には無くなってします. . . .
うーん🧐 勿体無い!!
たまたま生徒で入学されたフォトグラファーの方がいて、F氏も作品を撮りたい!
そして母の仲間の一人であるアベックプレジールの中村慎一先生が僕がヘアーをしようかと、名乗りをあげてくださいました。
それからというもの福岡のあらゆるモデル事務所の売れっ子モデルさんたちにも協力してもらい、多くの作品をコラボレートしました。
僕が大体のデザインを決めて、それに合わせてヘアデザインの提案。撮影の手法や空気感はF氏から色々と助言をもらいながら夜中までよく作品を作っていました。
作品が出来るまで、当時はフィルムで撮影でしたから、ポラで確認、その後現像、そしてその中からプリント。
という風に凄い手間がかかりましたし、フィルム代、現像代、プリント代、モデル代、カメラマン代、衣装代. . . .
それはそれはお金も手間もかかりました。
しかし、同時に自分の技術の証明書的な作品ブックがどんどん出来上がるわけですから、それでまた仕事をゲットすることもできました。
やはり技術者には、技術の証明書は必要です。
そして毎回反省して、その反省から新しいデザインを生み出すこともできました。
「何一つとして人生に無駄はない!」
確信できた時でした!
今でも作品撮影は私のライフワークの一つです。
絶対に技術者には欠かせない物だと思っています。
「継続は当たり前。挑戦は力なり」
まさしく作品撮影とは挑戦の連続です。
撮っているときは最高だと思うのですが、次の日に見たら、反省点がいっぱい!!
モデルからのインスピレーション。
背景、そして写真の空気感。
大切な衣装、ヘアメイクはそこからでも考えられます!
「全体を見て部分を決める」
それはプロにとって大切な物の見方です。